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SASセンター(睡眠時無呼吸外来)

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: 以下、SASと表す) という病気をご存知でしょうか?

杉本 幸子

SASセンター長

医学博士
日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本不整脈心電学会不整脈専門医

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は、寝ているときに呼吸が一時的に止まり、脳に十分な酸素が送られないために睡眠の質が悪化し、その結果、昼間に眠気が起こるという病気です。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、空気の通り道(気道)が塞がる、狭くなることによって起こる閉塞型が大半を占めます。

肥満がなくても要注意

肥満が睡眠時無呼吸症候群を起こしやすいのはご存知かと思われますが、
①筋力の低下(加齢)、②あごが小さい、後退している、③口呼吸、鼻閉、④舌が大きいなど、肥満以外の影響で睡眠時無呼吸を引き起こす場合もあります。
また、アルコールや睡眠薬摂取も睡眠時無呼吸を引き起こしやすくなります。

女性でも要注意

睡眠時無呼吸症候群は肥満体系の男性に多いといわれていますが、女性でも閉経以降は有病率が増加していきます。

自覚症状を伴わないことも多い

閉塞型睡眠時無呼吸症候群の症状は、①イビキをかく、眠れなくなる、②寝汗をかく、寝相が悪い、何度もトイレに起きる、③倦怠感や頭が重くなる、集中力が低下する、④日中の眠気、あくびをよくする、等があげられます。ただし、すべての方が症状を伴うわけではありません。
ご家族に「寝ているときに息が止まっている」と指摘される方の多くは、睡眠中の呼吸停止の自覚はありません。また、日中の眠気には個人差があるため、日中の眠気を自覚していなくても重度の無呼吸を合併している例もあります。また、健康診断などで検査することも無いため、病気に気づかないまま長期間経過する場合もあります
無呼吸をご家族に指摘されて受診される方は、検査を行うと中等度以上の睡眠時無呼吸を認めることをしばしば経験します。

治療について

睡眠時無呼吸症候群は深刻な病気ですが、適切な治療を受ければ劇的に改善する病気でもあります。
現在では夜眠るときに鼻マスクを装着して、そこに圧力をかけて空気を送り込むCPAP(シーパップ)療法の有効性が世界的にも広く認められています。
何よりも恐ろしいのは、治療を受けずにいることです。本人は十分に寝ているつもりでも昼間に猛烈な眠気が襲ってきます。したがって、交通事故をはじめ様々な重大な事故につながりかねないのです。統計では7倍も事故を起こしやすくなるといわれています。
睡眠時無呼吸症候群をそのまま放置すると、高血圧症、糖尿病、心不全、心血管障害、夜間突然死、脳梗塞、認知障害など、慢性疾患に発展する可能性が高いと言われています。
睡眠時無呼吸を治療することで、夜中に何度も起きなくなった、血圧が下がるなど体調が改善したと喜ばれる方も多くいらっしゃいます。疑いのある方は、一度受診することをお勧めします。

受診の流れ

自覚症状(眠気など)や治療中の病気の有無など問診します。 口腔内の診察や普段の状態でのパルスオキシメーター測定を行います。
まずほとんどの場合は簡易検査を受けることになります。自宅でいつものように就寝しますが、その時に病院から渡されるセンサーを身につけて就寝します。鼻の下や手の指にセンサーをつけいびきや呼吸の状態を寝ている間にしらべます。
当院では新しい簡易睡眠検査も追加され、検査の選択肢が増えました。腕時計型の機械と指、喉につけたセンサーで、睡眠の段階と酸素濃度の低下を判断できる「ウォッチパット」という機械です。鼻につけるセンサーがないため違和感なく就寝でき、睡眠段階も評価できることから患者様に好評です。
簡易検査で異常があり、精密検査が必要な場合は終夜睡眠ポリグラフィー検査を行います。睡眠状態を調べなくてはいけないので、病院へ1泊する必要はありますが 仕事が終わってからの夜18時に入院しそのまま病院で就寝してもらい、翌朝は出社時間に間に合うように出勤前に退院することができます。当院では検査日を週末にしているので、週末の休みを利用して検査が可能です。
睡眠時無呼吸症候群の検査を担当するのは、臨床検査科の専門チームで行い、検査の解析も行っております。検査から約2週間後、担当医師から結果の説明をいたします。その結果で夜間呼吸補助装置が必要な場合は、専門呼吸療法士から説明をさせていただき、自宅で器械を使えるように手配します。

診療時間

 
AM 杉本 髙橋 - 杉本 - -
PM 杉本 髙橋 - 杉本(第4木曜午後は休診) - -

※初診の患者さんに関しましては杉本幸子医師の外来をご受診ください。

公開医学講座のご案内

当院では毎月、公開医学講座を開催しており、SAS(睡眠時無呼吸症候群)のテーマについては杉本センター長(第4木曜日)と検査部の加賀谷副技師長(第3木曜日)が担当しております。病気のことを知るだけでなく、ご質問のお時間も設けておりますので、SASにご興味のある方はご気軽にご参加ください。
日程や会場等、詳細についてはこちらをご覧ください。
 

スタッフ

高橋 保博(非常勤)

福島県立医科大学
日本呼吸器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医、日本胸部外科学会認定医
日本呼吸器学会、日本内科学会、日本肺癌学会、日本癌治療学会、日本臨床癌学会、日本癌学会、日本感染症学会、日本結核病学会、日本化学療法学会、日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本アレルギー学会、日本呼吸療法医学会、日本呼吸器外科学会

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