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救急は24時間365日受付

産婦人科の詳細補足

よいお産をするために~山崎のバースクリニックを中心に~

「安全」を最優先にしながら「自然に、自由に、満足できるお産を」

私たちの病院では妊婦さんの自由を妨げたり、不快な処置を減らすことを心がけてきました。

もちろん、これは正常な経過をたどってきた妊婦さんの場合です。
妊婦さんの中には自分のバースプラン(分娩計画)を持って来られる方がいらっしゃいます。
その中に「できれば浣腸や、剃毛をしないで」「陣痛中できるだけ自由な姿勢で」という要望がありました。それが今までのお産を私たちが見直すきっかけになりました。

お産の姿勢もそのひとつです。
分娩台に固定されるようなあおむけの姿勢は「苦しい」という方に「楽な姿勢でいいですよ」と声をかけると四つんばいになったり、横向きになったり、少数ですが立ったままがいいという方もあり、皆さんそれぞれ自分にとって楽な姿勢で過ごされています。姿勢を変えやすいように「畳のへや」でのお産をして頂いています。分娩台より低くて幅が広いので、姿勢を変えるには都合が良い様です。
こうして私たちは、正常な経過の妊婦さんへの医療処置の見直しや、自由な姿勢でのお産を手助けしていますが、一番優先されなければならないのは「安全」だと考えています。それと同時に優先しなければならないのは、あたたかな心の通い合うお産です。
私たち湘南鎌倉総合病院の医師と助産婦のチーム医療がそれを支えています。「医療のバックアップを受けた自然分娩」がベストと考えています。

すばらしいお産をしてみませんか?スタッフ一同あなたの思い出になるひと時を、より満足のゆくものにしたいと思っています。

湘南鎌倉バースクリニック

自然なお産を主に行っています

産科では、当院だけではなく、2016年開院のバースクリニックを中心にアクティブバース(いろんな姿勢で)、ナチュラルバース(自然なお産)を主に行なっています。母乳指導、母児同室制です。

合併妊娠(糖尿病、心疾患、甲状腺疾患など)にも他科併診にて対応可能です。
小児科診療の縮小に伴い、妊娠36週以上、胎児推定体重2200グラム以上を目安に分娩管理をしています。
骨盤位の方に対し外回転の選択肢があります。ご希望の方は遠方からでも、また外国の方も是非ご利用ください。

胎児診断(超音波、カラードップラー、各種モニター)

産科外来において、超音波検査のスクリーニングを2回行なっています。

【第1回スクリーニング】 妊娠18週から20週にかけて
【第2回スクリーニング】 妊娠28週から31週にかけて

不妊治療について

不妊症については、IVF-ETは当院では施行していませんが、パーコールAIH、HSGは施行しています。

救急搬送は基本的に24時間受け入れ可能です

常勤スタッフ13名(指導医4名、専門医6名、専攻医3名)で、夜間の手術でも麻酔科や医療スタッフの協力により腹腔鏡手術が可能です。

昨年の緊急手術:子宮外妊娠、卵巣出血、卵巣腫瘍茎捻転、チョコレート嚢腫破裂、急性腹症など。

特に腹腔鏡手術、日帰り手術が特徴です

特に腹腔鏡手術、日帰り手術が特徴です。そのほかにも、子宮鏡手術、悪性腫瘍などにも対応します。

  • 子宮筋腫の腹腔鏡下(膣式)子宮全摘術、腟上部切断術・腹腔鏡下子宮筋腫摘出術
  • 卵巣嚢腫の腹腔鏡下付属器切除または嚢腫摘出術
  • 粘膜下筋腫・子宮内膜ポリープの子宮鏡下筋腫核出術
  • 子宮外妊娠、卵巣出血の腹腔鏡下手術など
  • 広汎子宮全摘術、卵巣癌手術、骨盤および傍大動脈リンパ節郭清手術など
  • 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体癌)
  • 現在、日帰り手術は、性器脱手術・円錐切除術、内膜ポリープ切除、卵巣のう腫、子宮筋腫手術の一部で可能

婦人泌尿器領域の治療

婦人泌尿器領域の治療を開始しました。尿失禁、性器脱(断端脱)でお悩みの方は是非御来院下さい。いろいろな治療法があります。

子宮筋腫の塞栓術

子宮筋腫の塞栓術を始めました。どうぞご相談下さい。1泊2日で行っています。

子宮筋腫の治療法として

当院では、筋腫の状態や症状、患者さんの希望に応じて話し合いで治療方針を決めています。
その上で、ご自分にあった治療法を選択できます。

子宮筋腫にはどのような治療法をとっていますか?

  1. 対症療法(鎮痛剤、止血剤、鉄剤、漢方など)
  2. 外科的手術(開腹手術,腹腔鏡下手術,子宮鏡下手術など)
  3. ホルモン療法(偽閉経療法)
  4. 子宮動脈塞栓術
  5. MEA (microwave endometrial abrasion) マイクロ波照射による過多月経の治療

当科での子宮筋腫治療の選択肢

子宮動脈塞栓術(UAE)を行っています。

おなかをまったく切らない筋腫の新しい治療に取り組んでいます。

子宮動脈塞栓術とは?

近年世界中に広がっている新しい筋腫の治療法のことです。筋腫が栄養を受けている血管に一時的な塞栓(つめもの)をすることにより、筋腫にダメージを与える治療法です。すでに全世界で5万例以上が施行されているという報告があります。

どんな場合にこの治療の対象になりますか?

筋腫は、ただ「ある」だけでは治療の必要はありません。筋腫の存在により、過多月経や貧血、月経痛などの症状があり、外科的手術しかないといわれた方が、この治療の対象となります。また、種々の事情で、輸血を避けたい方にも向いています。

どんな場合にこの治療の適応外になりますか?

月経過多や痛みといった月経にまつわるトラブル・症状のない方。
妊娠分娩に積極的に取り組みたい方。(内視鏡をお勧めしています)閉経後の方。
筋腫の数か少なく、他の手術方法の方が安全・簡便に行えると判断した場合。
(粘膜下筋腫がひとつ、漿膜下筋腫がひとつ、など)

他の治療法と比較してどこが利点ですか?

ホルモン剤と比較して 閉経期に似た不愉快な症状がありません。
ホルモン療法でしばしば問題となる「再発の可能性」は低くなります。
手術と比較して おなかを全く切りません。右太ももの付け根に2mmの傷ができるだけで治療は終了します。
子宮は完全に残りますし、回復が早く入院期間が短くてすみます。
当院での平均在院時間は26時間です。出血の可能性がほとんどないので、輸血の必要もありません。

何科の先生が治療するのですか?

治療をする場所は血管造影室という血管撮影専門の部屋で行います。当院では血管内治療専門の放射線科医が中心になって、治療を行っています。

治療中や治療後の痛みはないのですか?

痛みには個人差があります。痛み止めの注射や点滴、坐薬や内服を用います。痛みの内容は、生理痛や、後産の様な痛みです。おなかの引き連れ感や不愉快な感じは1週間から3-4週間程続く方もいます。

子宮や卵巣への影響はどうですか?

子宮への血流も一時的に低くなりますが、周囲からの血流を受けやすい臓器であるため、子宮そのものが死んでしまうことはありません。
卵巣への影響として、一時的な無月経や、早期の閉経が起こる可能性が指摘されています。
特に45歳以上の方ではそういった卵巣の症状が出やすいとされています。現在、当院の患者さんで完全な閉経を迎えられた方は2名いらっしゃいます。うち、お一人は御希望でホルモン補充療法をされています。

この治療で症状が全くなくなるのですか?

子宮と、子宮のはたらきは温存されるので月経痛、月経がなくなるわけではありません。
治療を受けた80-90%の方で翌月の月経から症状が軽くなります。

確実に効きますか?

効果が少ない方が数%の割合でいらっしゃいます。その場合手術を考慮することになります。
しかしこの治療を受けていたことが手術の邪魔になることは通常ありません。

再発はありますか?

5年以内の再発は殆どないとされています。

内膜症ですが、どうですか?

残念ながら、現在、子宮腺筋症(子宮内膜症)の方への効果は少ないとされています。
再発率が高いためです。しかし、子宮全摘しか方法がないと診断された方には御本人との相談上で行っています。

この治療にどんな危険性がありますか?

一番危険な合併症は、変性した筋腫や子宮に細菌がつき、感染を起こすことです。これまでの報告では1%前後で子宮に膿がたまり子宮の摘出が必要であったとされています。治療に伴う肺塞栓および感染症での死亡例の報告もありますがきわめて稀です。日本での死亡報告はまだありません。開腹の子宮全滴術や、腹腔鏡下での合併症の出現率と比較して、低い数字です。また、造影剤のアレルギーの出現や、出血によるトラブルの可能性はあり得ます。

費用はどのくらいかかりますか?

これまで、保険の適応がなかったため、治療費・入院費(一泊二日の場合)・薬剤費・術前検査など合わせて42~43万円程度かかりました。平成26年より塞栓物質が限定されますが、保険適応となりました。また、その方の子宮動脈の状態により、別の器械が必要となった場合、追加でコストがかかることもあります。

退院後は何回来ればいいの?

1、3、6、12ヶ月後の計4回です。以降は掛かり付けの婦人科の先生のもとで検診を受けていただきます。
もちろん、ずっと当院におかかり頂いても結構です。

相談をしたいのですが?

産婦人科外来をご予約下さい。お電話で御予約を承ります。その際には、子宮動脈塞栓術を希望しています、とお伝え下さい。
すでに他の主治医の先生におかかりになっていて、MRIなどの検査がお済みの方は、主治医の先生からの紹介状とMRIををお持ち下さい。

治療選択のポイント

診察、内診、画像の検査(超音波検査やMRIなど)で子宮筋腫と診断された場合、子宮筋腫は良性腫瘍ですので、治療するかどうかの選択は本人自身にしていただいています。日常生活に支障をきたすような症状があるかどうか、妊娠の問題があって子宮筋腫をとっておきたいという希望があるかどうかなどが判断のポイントになります。

手術と子宮動脈塞栓術とを比較したとき、決定的に違う点は子宮筋腫が残るか残らないかということです。
手術では子宮筋腫を取り除き、子宮動脈塞栓術は子宮筋腫が枯れた状態になりますが、子宮筋腫は残ります。
筋腫の治療法は多種多様です。個々の筋腫の状態や考え方、生活スタイルにあった治療法を選択していただければと考えます。

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