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血球吸着療法とは?

血球吸着療法とは?

潰瘍性大腸炎やクローン病という炎症性腸疾患では、炎症のおこっている腸管粘膜の中に血液中から運ばれてきた活性化した顆粒球やリンパ球などが多数存在して、炎症の持続や重症化に関係していると考えられています。そこで活性化した顆粒球やリンパ球を吸着療法により体外へ除去し、腸管での炎症部位に動員される白血球を減少させ、炎症を鎮静化する治療法が、白血球吸着療法です。 白血球吸着療法いは大きく2種類ありますが、いずれも他の血液浄化療法と異なり、血流を多くとらなくてもよいため、両肘の静脈を利用して治療を行うことができます。治療時間は約1時間です。

白血球吸着除去療法(LCAP: leukocytapheresis)

白血球が細い繊維に吸着される性質を利用した白血球除去フィルター(セルソーバ)に直接血液を灌流する方法です。吸着される白血球は、顆粒球・リンパ球・単球です。

顆粒球吸着除去療法(GCAP:granulocytapheresis)

酢酸セルロースのビーズをつめてあるカラム(アダカラム)に直接血液を灌流し、 活性化した顆粒球を吸着除去する方法です。
吸着される白血球のうち9割が顆粒球です。
GCAPは2009年よりクローン病に対しても保険収載がなされました。

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