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当院での治療方針~膀胱がん~

はじめに

当院では、進行性尿路上皮がんに対し、入院と外来を併用した形で、抗がん剤治療をおこなっております。これまでは、1990年代以降、標準的化学療法であった、MVAC療法(メソトレキセート、ビンブラスチン、アドリアマイシン、シスプラチン)を行ってきました。MVACは奏功率40-70%とある程度効果が期待できるのですが、骨髄抑制や、口内炎、消化管症状の副作用が強く、治療自体ができないこともよくありました。
また入院期間も長期間にわたり、患者さんにとっては、精神的、肉体的に非常に大変な治療であったわけです。より有効かつ、副作用の少ない、治療法が求められてきたわけですが、ゲムシタビン、シスプラチンの併用が尿路上皮がんに効果があることがわかり、海外ではGC療法がおこなわれるようになりました。海外でおこなわれたGCとMVACの比較試験では、効果に差はなく、GCのほうが副作用が少ないとの結果が報告され、日本においても、2008年にゲムシタビンが尿路上皮がんに保険適応となりました。以降当院においても、ゲムシタビンとシスプラチンを組み合わせるGC療法をとりいれ、これを第一選択としておこなっております。以前おこなっていたMVACに比べると、副作用は少なく、入院期間も短くなっています。ただし、血小板減少など起こしやすく副作用がないわけではないので、十分注意しながらの投与が必要になります。近年、抗がん剤治療にともなう吐き気、おう吐に対する有効な薬も開発されており、以前ほどつらい抗がん剤治療ではなくなりました。適応のある患者さんには、治療効果と副作用を十分に説明したうえで、抗がん剤治療をおこなうようこころがけております。

前立腺がん ドセタキセル

進行性前立腺がんに対しては、ホルモン治療が第一選択となります。この治療は、ほとんどの方に効果が見られます。しかし、転移のある前立腺がんの多くは、ホルモン治療開始後、数年以内にホルモン治療がきかなくなることが多く、以降徐々に病状は進行します。前立腺がんに効果のある抗がん剤として、2008年にドセタキセルが前立腺がんの保険適応となり、ホルモン不応性前立腺がんに対し、使用されるようになりました。当院においても、オンコロジーセンターにて投与が可能となっております。骨髄抑制をきたしやすく、おう吐や下痢といった副作用がでることがあり、入院加療が必要になることがあります。

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