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当院での治療方針〜リンパ腫〜

血液内科の治療方針

悪性リンパ腫が疑われたら?

悪性リンパ腫かどうか、さらにリンパ腫の中でも
どのような組織分類かをはっきりさせることは治療を決める上でもとても重要です。
よって問題のある部位から(かつ摘出するのに負担の少ない場所から)
適切な大きさの組織をとることが大切です。

診断がついたら

ステージングを行います。
どこまで進展しているかを知ることで、今後の予後を判断する指標となります。

その検査として以下のようなことを行います。

骨髄検査
腸骨から生検も含めて行います。進行しているときは骨髄にも細胞が広がります。
表在エコー
全身の表面にあるリンパ節をチェックします。
CT
できる限り造影剤を使用して頚部から腹部までの検査を行います。
PET検査
時間があればより行います。より正確に活動性病変を評価することができます。

消化管検査:MALTリンパ腫やMantle cell lymphoma、消化器症状があるときには消化管検査も行います。

副作用の検査

心エコー
使う抗がん剤のひとつであるアドリアマイシンによる心毒性があるため
心機能を前もって評価しておきます。
B型肝炎、C型肝炎
ステロイド投与により両者とも悪化することがありますが、
特にB型肝炎はリツキサンとステロイドを併用することにより
肝炎が再度悪くなることが知られているため肝炎ウイルスのチェックをしておきます。

治療方針

ホジキン病

  • ホジキン病 限局期(I,II期)では放射線治療を基本としますが、
    B症状(発熱、盗汗、体重減少)があるときにはABVD療法を6コース行います。
    (2週間ごとにドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)
  • ホジキン病 進行期(III,IV 期)ではABVD療法を6-8サイクル行います。

ともにABVD療法は血管痛や嘔気が強いレジメンです。

非ホジキン病

(1)T細胞性リンパ腫

一般的にいずれのステージでもCHOP療法(ドキソルビシン、シクロホスファミド、
ビンクリスチン、プレドニゾロン)6-8
コースが選択されますがB細胞性に比べて予後が悪いとされます。

(2)B細胞性リンパ腫

濾胞性リンパ腫
濾胞性リンパ腫 限局期(I,II)
濾胞性リンパ腫はゆっくり成長するリンパ腫であり、
限局期でみつかったときには放射線治療も根治術の選択のひとつであるが、
リンパ節が離れて存在するときには化学療法を行う。そのレジメンとしては
リツキサン単剤、CVP療法、R-CVP,高齢者ではエンドキサン単独を行っています。
時に治療を積極的にせず経過観察することもあります。
濾胞性リンパ腫 進行期(III,IV)
化学療法の選択となります。R-CVP,R-CHOP療法を6-8コース行います。
中悪性度リンパ腫

びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫が代表です。
全年齢層においてR-CHOP療法(リツキシマブ、ドキソルビシン、
シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン)6-8
コースが標準治療となります。

高悪性度リンパ腫
リンパ芽球性リンパ腫
急性リンパ性白血病に準じた形の治療を行います。
ATL
CHOP療法を行いますが予後が非常に悪いとされます。
バーキットリンパ腫
CODOX-M/IVAC交替療法 強力な治療を入院して行います。
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