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血液吸着療法とは?

血液吸着療法とは?

血液吸着療法は、血液を取り出しそのまま直接カラムに通し、また血液を身体に返す治療法です。エンドトキシン吸着、活性炭吸着、ビリルビン吸着療法などがあります(図2)。

図2:血液吸着療法と血漿吸着療法の回路図

1) エンドトキシン吸着療法

細菌がつくる毒素エンドトキシンが体内に入ると、多核白血球やマクロファージを介して種々の炎症性メディエーターが産生され、発熱・血圧低下などの敗血症性ショックをきたします。このようなショック状態が長引くと、種々の臓器がダメージを受け生命の維持が困難になります。
このような時に、血液をエンドトキシン吸着カラムに通してエンドトキシンを取り除く治療法を行うと、治療途中から劇的に血圧が改善することがあります。エンドトキシン吸着カラムは、エンドトキシンを高率に吸着するポリミキシンBを固定化した線維が充填されているカラムです。
近年では急性肺障害や間質性肺炎の急性増悪症例に対して、エンドトキシン吸着を行うと、酸素化能や炎症性メディエーターを改善することが学会では報告されています。

2) 活性炭吸着療法

ある種の薬物中毒では、体外循環を行い、血液を活性炭カラムに通すことにより薬物を吸着除去できます。血液の止血に重要な役割をする血小板も同時に吸着されてしまい、血小板が減少してしまうことがあります。

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