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人工膝関節センター

人工関節の手術は最後の手段です。
もう一度 当院の保存療法を本気で試して下さい。
それで痛みが取れない場合は、筋肉を全く切らない人工関節手術(MIS-TKA)を
行います。

巽 一郎

静岡県立薬科大学 ・大阪市立大学 医学部卒業
大阪市立大学病院 整形外科入局
米国Mayo Clinicフェローシップ (Prof.Berry DJ, Prof. Cabanela ME)
大阪市立大学病院 整形外科 助手
英国 Oxford University 整形外科 留学(Prof.David Murray)
2006年 湘南鎌倉人工関節センター 副院長・膝関節部長
2011年 湘南鎌倉総合病院 人工膝関節センター長

初診の患者さん・ご家族に合同の説明会で、膝の痛みが起こる原因について解説しています。
まず保存的に痛みを取る方法を試します。
膝関節の軟骨が全く無くなって、手術にて紹介頂いた患者さんの45%が手術や薬ではなく、痛みをコントロールされています。この保存療法が無効な方には手術を予定していきます。可能な限り膝関節半置換術を試みます。これは輸血が不要で術後5日目に歩いて自宅へ退院されます。靱帯が不安定で半置換術の適応でない方には全置換術を予定します。全置換術の場合でも、最近2年間は輸血の必要がなくなっています。全置換術の方も全く筋肉を切らないMISと言う方法を可能な限り適用し、術後10日目に自宅へ杖で退院します。術後は1年に1回定期点検が必要です。手術を行った年だけは1,3,6ヶ月目にも診せて頂きます。

※外来は完全予約制。
  お問い合わせは、0467-46-7172(直通)月から金曜 10:00から16:00 

書籍『膝、復活』を発刊しました。

出版社 小学館
著者:巽 一郎
聞き書き:片寄 斗史子
いきいきネット株式会社
TEL:03-5206-5221
ご注文はこちら

人工膝関節センターのたつみです。今回、小学館の"いきいき100歳までプロジェクト"の片寄さんから依頼があり、本を出版させていただきました。医学論文とは違い、一般文庫の出版という、自分にとって未知の世界を経験させていただき感謝しています。ホテルでカンヅメになり3日間連続徹夜という経験は、学生時代の試験前以来であり、さすがに50歳を超えた体には少しこたえました。

これから高齢者で溢れていく日本を、30年前のように元気にしたくて、協力させていただきました。片寄さんにお話ししたことは、現代医学の矛盾点です。私が研鑽して来た整形外科にも言えることですが、現代医療は対症療法に終始していて、本当に病気を治すことからどんどん遠ざかっている気がします。当科は膝が痛くて歩けなくなって来た高齢者に、再び痛み無く歩けるようにするのが仕事です。なるべく手術をしないで、これを実現できるように努力しています。その夢を信じて努力が出来た人は、これが実現出来ています。手術をしないで 痛みなく歩けるようになることは、膝関節センタースタッフ全員の夢であり、患者さんの夢でもあります。

結果発表

西洋医学は結果がすべてです。人工膝関節センターの保存療法の結果を、2011年クリニカル・リハビリテーションという雑誌7月号に発表しました。全国から当科に膝の手術を、と紹介いただいた患者さん1579名。どの方もレントゲンを撮ると、軟骨が消失し歩き出しの痛みがひどい方でした。じっと座っていれば、そんなに痛みはありませんが、歩いた後・歩きはじめの痛みは大変なものがありました。

当院で初診を受け、保存療法を3ヶ月から半年間頑張られました。その結果、初診時の痛みが半減から2/10程度になった方が734名(46%)でした。この方達は、もう半年間 保存療法を継続することを希望されました。かたや残念ながら保存療法を行ったけど、初診時の痛みがほとんど改善しなかった方が845名(54%)。この方達は順次手術の予定を組みました。手術群になったこれらの方達は手術に向け、さらに大腿四頭筋訓練と、減量・歩き方の改造に努めました。845名のうち、手術までに痛みが改善し、手術をキャンセルした方が57名(6.7%)。これらドタキャン群の方達は、保存療法群にもどり、痛みの少ない日常生活に戻られました。57名のドタキャンが出たおかげで、激痛があり、手術を待てない緊急群の方達の手術が出来ました。世の中は上手く出来ているなと、膝関節センターの職員どうしで感心したしだいです。

対症療法

甘いもの(スイーツ)、おいしい料理を食べ過ぎて、お腹回りが3倍になった方達。究極の対症療法として、脂肪摘出術・胃を半分以下に切る手術があります。これは誰が見ても自然に反した、ただの対症療法であり、体にとっても悪いことが理解出来ます。しかし、漫然と全世界で行われている西洋医学でもあります。本当は、原因である食べ過ぎを治療するべきです。それから目を背けて結果だけをもぎ取る方法が対症療法です。

上記は判りやすい例ですが、風邪や腰痛、その他多くの病気においても、大なり小なり西洋医学の対症療法が漫然と行われている現状があります。医師とよく相談して、本当の原因と向き合ってみることが、本当の健康を取り戻す方法であると思います。今回はそんなことを本にさせていただきました。

スタッフ

人工膝関節センター部長 原 憲司

H9年 山梨医科大学医学部卒業
    東京医科歯科大学附属病院 整形外科入局
H19年 東京医科歯科大学大学院卒業、医学博士取得
H21年 亀田総合病院整形外科部長代理
H22年 亀田総合病院整形外科部長
    亀田人工関節センター副センター長兼務

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医

人工膝関節センター医員 末永 亮

H22年 久留米大学医学部卒業
    亀田総合病院初期研修
H24年 亀田総合病院整形外科後期研修
H28年 亀田総合病院整形外科医員
H29年 湘南鎌倉総合病院人工膝関節センター医員

日本整形外科学会専門医

しょうなんメールvol139にて末永Dr.が紹介されました。

お知らせ

人工膝関節センターには若いパワフルな先生が仲間に入ってくれました。器用で素晴らしい手術技術を持った上で、 外来では(手術などで)切らないように頑張る方法を患者さんと話してくれています。看護師さんも、努力して 手術が要らなくなった患者さんを満面の笑顔で迎えて くれています。

本来の健康を取り戻せる医療を、このチームで追求していけることが、今とっても楽しい毎日です。膝が痛くて 不安になった方は、5階の人工膝関節センターをちょっと 覗きに来てください。

特徴

湘南鎌倉人工関節センターは日本で最初のMIS(最小侵襲人工関節置換術)センターとして立ち上がりました。
股関節と膝関節はそれぞれ密接な関係があり、同じ場所で診せて頂くのが良かったのですが、2004年人工関節センター開院以来、当院での低侵襲手術を希望される患者さんは非常に多く、たいへん手狭になってきました。
初診・手術をお待ちの多くの患者さんに対応するべく、ベッド数の増床とクリニックから病院への変更を医療行政の各方面へお願いしてきましたが、なかなか良いお返事を頂けておりません。
 2010年9月27日『TBSスーパードクター』で紹介されてから、さらに多くの膝関節患者さんからお問い合わせを頂くことになり、股関節・膝関節を人工関節センターで診療・手術することが物理的に不可能となりました。
また、膝関節の患者さんは60~90歳と高齢者が多く、平均年齢は75歳です。患者さんの高齢化に伴って、高血圧・糖尿病・心疾患などの合併症をお持ちの方が近年増えています。
 良い意味で湘南鎌倉人工関節センターは整形外科専門単科クリニックでありましたが、その反面、内科・心臓血管外科・糖尿病外来などを併設することは出来ませんでした。今までは術前に合併症・既往症のある患者さんに対しては、それぞれ専門病院などへ紹介状を書かせて頂き対応をしてきました。
2010年9月1日から湘南鎌倉総合病院は新築病院へ移転し、高水準の治療設備や療養環境が揃いました。また、内科・外科・循環器と多くの専門性の高い優秀な先生方が集まられており、術前・術後の合併症対策の観点からも十二分な対応が出来ると考えております。
以上のことから2011年1月から高齢で遠方から来られる多くの患者さんにきちんと対応するため、膝関節部門を湘南鎌倉総合病院内に移転しました。

人工膝関節センターは、これからも最先端の低侵襲手術を追求していきます。

診療科の様子

内反変形(O脚)の患者さん

湘南鎌倉総合病院5Fに人工膝関節センター外来ブースが完成しました。
ここのレクチャールームにて初診の患者さん・ご家族に合同説明会を行い、膝の痛みが起こる原因について解説しています。
まず紹介いただいた開業医の先生と協力をして、保存的に痛みを取る方法をお勧めしています。
膝関節の軟骨が全く無くなり手術をと紹介頂いた患者の45%が現在手術や薬ではなく、保存療法で痛みをコントロールされています。この保存療法が無効な方に手術を予定していきます。

手術療法は可能な限り膝関節半置換術を試みます。これは手術後に輸血が不要で術後5日目に歩いて自宅へ退院されます。リハビリ科の熱心な指導もあり、90歳の方も術後5日目に自宅退院を実現しています。
前十字靱帯が不安定な方は半置換術の適応でなく、全置換術を予定します。こちらも術後10日目に自宅へ杖で退院します。全置換の場合も術後輸血は99%不要となっています。術前に高度な貧血がある人は、自己血などの対応を主治医と相談をします。全置換術の方も全く筋肉を切らないMISを可能な限り適用し、術後の良好な屈曲角度を実現しています。

プレス

たつみセンター長の方針で、まず徹底した保存療法を行う。3ヶ月間しっかり保存療法を行ったのち、痛みが2~3割に減った人はさらに6ヶ月保存療法を頑張ってみる。しかし3ヶ月後痛みがほとんど減らなかった人には手術療法を考える。
当センターで行っている人工関節の手術は2種類。
O脚の人で前十字靭帯が機能している人には、膝の内側だけを人工関節に置き換える半置換術(人工膝関節単顆置換術:UKA)を勧めている。前十字靭帯が切れたり、機能していない人は全置換術(人工膝関節全置換術:TKA)を施工。
どちらの手術も、膝の筋肉を全く切らないで行っている。
筋肉を切らないため、リハビリも早く、それが血栓症などの予防となっています。

翌日から歩行と膝の屈伸運動を開始し、術後3日目でほとんどの方が杖歩行を行います。
退院は一本杖で自由に歩けることと、杖と手すりを使って階段昇降ができることが条件です。
当センターのクリニカルパスではUKA は術後5日目に、TKAでは術後10日目に自宅へ帰宅されています。
2011年9月 TBS テレビが取材にこられ、この二つの手術と手術前後の患者さんの様子が紹介されました。詳しくはこちらをご覧ください。

「毎日が発見ネット11月号」(2014年10月28日発行)で、たつみセンター長が“「ひざ」の使い方と痛みのとり方”の解説をしています。詳しくはこちらをご覧ください。

「夢21」(2015年3月号)で、たつみセンター長が“手術回避のためのひざへの負担減らし法 3分足指ギュッと握り”の解説をしています。詳しくはこちらをご覧ください。

しょうなんメール Vol.55 ~2011年2月号~「膝の痛みについて」 こちらをご覧ください。

膝関節.com  詳しくはこちらをご覧ください。

 

「徳洲新聞」(2015年3月23日発行 972号)で、たつみセンター長が直言コーナーで執筆しました。詳しくはこちらをご覧ください。

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「毎日が発見ネット10月号」(2015年9月28日発行)で、たつみセンター長が「自力で膝の健康を取り戻す方法」の解説をしています。詳しくはこちらをご覧ください。

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