新人助産師 後藤 優華ママさんナース 片田 映里奈

対象者の思いに、
寄り添える助産師になりたい

新卒助産師

後藤 優華YUKA GOTO

  • 2020年 お産センター配属

湘南鎌倉総合病院を希望した理由

助産学校の時に、産婦さんの力を最大限発揮できるような自然な分娩に魅力を感じました。当院では、ハイリスクな分娩も取り扱っていますが、多くのお産を畳の部屋にて、フリースタイル分娩で行っています。お産の最中に、自由に分娩体位を変えられることで、分娩が順調に進行したり、胎児への血流が改善したりします。産婦さん自身も「痛み」が楽な姿勢を自由に選ぶことができます。フリースタイル分娩をすることで、産婦さんとそのご家族が、主体的に、一緒にお産に向き合うことが出来ます。助産師になるんだったら、ぜひ、この病院で経験を積みたいと思い、就職を希望しました。

実際に助産師として働いてみてどうでですか?

まだまだ、分娩介助の経験は少ないですが、一人ひとりの産婦さんに合わせたケアや介助の方法が異なり、様々な判断や技術が求められるので、難しいと感じています。先輩助産師と共に、一例一例を振り返り、安全で産婦さんに寄り添った分娩介助ができるように、知識や技術を身につけていきたいと思っています。当院では、立ち合い分娩を行っているので、疼痛緩和のマッサージに参加してもらったり、生まれた赤ちゃんの計測や観察を一緒にできるなど、ご家族に参加してもらうことが多くて、素敵だと感じています。お産は新しい家族のスタートなので、入院中から退院後の家族や生活を考えながら支援していくことが大切だと感じています。

今後の目標は何ですか?

当院では助産師外来も開設しているので、地域で生活をしている妊婦さんとその家族へのケアも実施できるようになりたいと思っています。また、連携施設である湘南鎌倉バースクリニックではたくさんの自然分娩を取り扱っているので、助産師の技の習得をしたいと考えています。母子とその家族に継続的に関わることで、どんな思いで頑張っているのか、どんなことに不安を感じているのか、周産期にある女性の思いを汲み取り、受容と共感を大切にして、必要なケアを提供できるようになりたいです。